金沢市片町にかつて存在した地場百貨店「大和」の旧本店ビルを活用した複合商業施設。 1986年に大和が香林坊への移転後、婦人衣料関連50店を含む106店が入る専門店ビル「ラブロ片町」として再出発した。
地域密着型の商業施設として機能したが、2000年代以降は金沢駅周辺の再開発に押されてテナント流出が進行。 2014年に閉店し、跡地は片町A地区再開発により「片町きらら」へと転換された。
旧・大和本店
1923年に創業した日本海側初の百貨店「宮市百貨店」が前身で、1934年に丸越と合併し「大和」として再編。
1972年に10階建てへ増築、屋上遊園地や映画館、ホールなどを備えていた。