1977年に竣工した1707席のコンサートホールで、設計は黒川紀章が担当。 野球場跡地という敷地の特性を活かした扇形の客席配置により、優れた音響特性を実現した。 金沢の町家を意識した外観となっており、黒川が好んだ利休ねずみの塗装が施されている。
当初の名称は「健康文化センター石川厚生年金会館」。 2009年から北陸電力が管理を引き継ぎ「北陸電力会館 本多の森ホール」を経て、2023年に現在の名称へと改称。 館内には電力事業の歩みを紹介する「What’s ほくでん なるほど館」も併設されている。
1978年にBCS賞を受賞し、2022年には日本野球聖地150選にも選出。地域文化の拠点として位置づけられている。 アクセスはJR金沢駅東口よりバスで約20分、「本多の森ホール」停留所から徒歩すぐ。