竣工年 | 1891年 |
階数/高さ | 地上2階 |
建築主 | トマス・ウィン |
設計 | トマス・ウィン |
金沢市飛梅町に所在する北陸学院の歴史展示施設。1891年に宣教師トマス・ウィンが建てた異人館を活用する。 下見板張りとベイウィンドウ、バルコニーをもつアメリカン・コロニアル様式が特徴。 当初は宣教師会議および家族の宿舎を目的として建てられ、孤児院、北陸学院保育短期大学附属第二幼稚園の園舎に使われた。
金沢市指定保存建造物として保存管理が進み、2011年から一般公開を続け、2025年3月31日に休館した。 最寄りは北陸鉄道路線バス「石引町」停で徒歩約1分となっている。
トマス・ウィン
米国出身のプロテスタント宣教師。1879年に金沢へ赴任し、伝道と教育に従事。金沢女学校(現・北陸学院)の創設に関わり、宣教師館を建て拠点とした。
妻イライザの孤児院運営を支援し、西洋技術も伝えた。1931年、金沢で没。