| 竣工年 | 1964年 |
| 階数/高さ | 地上8階・地下1階/42.5m |
| 延べ床面積 | 10,337㎡ |
| 建築主 | 富山県 |
| 設計 | 日建設計工務 |
| 施工 | 佐藤工業 |
富山城址公園と城址大通りに面した行政・文化ゾーンに立つ複合文化施設。 1964年にホール棟とともに整備された。 地下展示室と1階美術館、2・3階のギャラリー、上層階の大小会議室群が積み重なる構成になっている。
2010年代半ばに大規模な耐震改修とリニューアルを実施。 地下1階の柱中間に免震装置を組み込む中間層免震レトロフィット工法を採用し、ホール棟とはエキスパンションジョイントで切り離すことで、外観イメージを大きく変えることなく高い耐震性能を確保した。 この免震化と更新計画が評価され、耐震改修優秀建築賞も受賞している。
内装には越中和紙など地元の素材や工芸が取り入れられ、ロビーや廊下に地域のものづくりを感じさせる仕上げが散りばめられている。 1階にはデザインショップ兼ダイニングのD&DEPARTMENT TOYAMAが入る。 近接する富山国際会議場や富山城址公園エリアとともに、富山のMICE・文化イベントを支える中核施設となっている。








