高岡共立銀行本店として1914年に完成。 県内で唯一の本格西洋建築かつ赤レンガ建築でもある。 清水組の田辺淳吉が設計。辰野金吾が監修した。
富山銀行は最も規模の小さな地方銀行で預金額は4000億円台。 1954年(昭和29年)、富山産業銀行として創業し、1964年に現在地に移転。1967年に現行名になった。 なお、高岡共立銀行は合併を繰り返し、現在は北陸銀行となっている
新本店ビルの完成イメージ
2019年7月、新たな本部・本店ビルが高岡駅前東地区に開業予定。 地上8階建て、延べ床面積約6500m2で設計は日建設計、三四五建築研究所が担当する。 移転新築を“第2の創世記”と位置づけている。
新本店ビルに移転後、赤レンガの現本店は高岡市に無償譲渡され、観光施設へと生まれ変わる見込み。