| 竣工年 | 1995年(1期)1998年(2期) |
| 階数/高さ | 地上8階(研究・研修センター棟)ほか |
| 延べ床面積 | 25,542㎡ |
| 建築主 | 法務省 |
| 設計 | 環総合設計(1期)、A&T建築研究所(2期) |
| 施工 | 大成建設 |
新浦安の海沿い、ベイエリアの住宅街と公園に囲まれた一角に立つ法務省の研究・研修施設。 世田谷区の三宿寮から機能移転するかたちで、1998年に全館が完成した。 検察官や矯正・保護観察の職員など法務関係者の教育の場となり、長期研修に対応した宿舎や食堂、体育館をあわせ持つ複合施設になっている。
1995年にガラスカーテンウォールで覆われた5階建ての研修棟と宿泊棟「ひので寮」が完成。 1998年には8階建ての研究・研修センター棟と宿泊棟「みづき寮」、体育館が加わり、模擬法廷も備えた現在の体制が整った。 寮は全て個室で、410名が泊まれる構成となっている。
中核となる研究棟には法務総合研究所研究部が入り、刑事政策全般の調査研究や犯罪・非行統計の分析、「犯罪白書」の編さんなどを担っている。
司法試験予備試験の口述試験会場としても知られ、全国から受験生が集まるほか、各種セミナーやシンポジウムの会場としても広く活用されている。 東京2020オリンピック・パラリンピックでは大会輸送関係者の宿泊拠点のひとつに充てられ、大規模イベント時の官庁施設活用例ともなった。
新浦安駅へは徒歩17分ほどで、バス利用では「東京電力」バス停が近い。 寮から霞ヶ関の法務省庁舎までは徒歩、京葉線、有楽町線を使用しておよそ50分となっている。








