岐阜市民会館は、岐阜市中心部・官公庁街に位置する文化・芸術の中核施設。 坂倉準三(ル・コルビュジエ門下)の設計により1967年に竣工し、円錐台形の大ホールとL字状の低層棟が 特徴的なモダン建築として高く評価されている。
大ホールは直径40m・固定席1,501席を備えている。 開館以来、演劇、コンサート、講演会から展示会まで多目的に利用され、1968年には建築業協会賞(BCS賞)を受賞。近年はDOCOMOMO Japanによる“モダン・ムーブメント建築”として選定された。
耐震補強や設備更新も実施されており、2032年の「目標使用年数」後は安全性を再調査し、活用方針を決める見込みとなっている。