精密機器メーカー大手のセイコーエプソンの本社事業所は長野県の諏訪湖畔に所在している。 4万m2超の敷地に7階建ての本社ビルなどが立つ。セイコーグループ中核3社の1つに数えられる
設立は服部時計店(現セイコー)に端を発する大和工業。後継会社の諏訪精工舎とエプソンが1985年に合併してセイコーエプソンが誕生した。 腕時計で成長したが現在はプリンターやプロジェクターなど事業の多角化がすすみ、時計本体の売上比率はわずかとなっている。 なお本店所在地は東京都新宿区にあるが実質的な本社機能は諏訪市にある。
1956年、独自設計の機械式時計「セイコーマーベル」を発売。1968年にはEPSONの由来となった世界初小型軽量デジタルプリンター「EP-101」、 そして1969年に時計業界における革命的商品である世界初のクオーツウオッチ「セイコー クオーツアストロン 35SQ」を発売した。 その後も時計・プリンター業界の先駆け的商品を多く開発している。