2005年に開館した駅前複合文化施設。JR茅野駅と段差なくつながり、都市と建築が一体化したアプローチとなっている。 内部には800席の大ホールをはじめ、美術館、小ホール、図書閲覧室、会議室などが配置され、共通ロビーを中心に各機能が有機的に連携している。
古谷誠章が設計を担当し、市民との対話を重ねながら構想が練られた。 縦ルーバーとガラスを基調とした外観が特徴で、自然光をやわらかく取り込む内部空間を構成している。 日本建築学会賞、JIA優秀建築選、公共建築賞、グッドデザイン賞など、複数の受賞歴を持つ。