甲府駅南口に立地した百貨店。丸みを帯びた屋上部分は飛行船をイメージしている。 地元系百貨店の甲府松菱が源流。1961年、甲府松菱が国際興業グループの傘下に入った後、1965年に現在地に新築移転。 甲府松菱から山交百貨店に名称変更した。
さらに1989年、売り場面積が従来の2・5倍、16445m2規模となる現在の建物に建て替えられている。 屋上遊園やスパイラルエスカレーターを備えた駅前のランドマークだったが、郊外SCとの競合悪化により2019年末に閉店した。
閉店後、法人としては存続し保険・不動産事業に注力。 一方、土地・建物はヨドバシカメラが取得し、2021年春に「ヨドバシカメラ マルチメディア甲府」が開業。 家電やアウトドア用品などを扱う商業施設として再稼働している