水戸地方裁判所は、茨城県全域を管轄する司法拠点。 地裁・家裁・簡裁・検察審査会が集約される多機能庁舎で、水戸城三の丸の西側に立っている。
明治5年(1872年)に「茨城裁判所」として水戸に設置されたのが始まり。 明治35年(1902年)と大正7年(1918年)の大火災、さらに昭和20年(1945年)の戦災と複数回にわたり庁舎が焼失・接収されるなど厳しい時代を経験。 その度に再建・移転を繰り返した歴史を持つ。昭和43年(1968年)、現在地に新庁舎が完成し、現在に至る。
地裁本庁の裁判官数は19名、職員数107名(計126名)。日立、土浦、竜ケ崎、麻生、下妻に支部を有している。