茨城県庁舎などが立つ行政集積エリアにある国有林管理の拠点。 前身の水戸営林署から1990年に現在地へ移転し、地域産材を用いた庁舎を整備した。 管轄は県内の国有林一円で、約4万5千ヘクタールを担当。
水戸駅南口から県庁バスターミナル行の直行バスで約17~20分、県庁・国土交通省前各停留所から徒歩圏。 敷地内に笠原国有林跡の記念碑が立つ。
笠原国有林
戦後の森林経営の先駆けとして日本初の施業案が編成された地。
ドイツ・ザクセン方式に倣い、平地林318haを碁盤目状に区画して整備した。
水戸藩時代にはアカマツの美林が広がり、林業の歴史的拠点として知られた。
現在の官庁エリア一帯にあたる。