土浦市中央1丁目に位置する日本聖公会の教会施設で、1930年に竣工した鉄筋コンクリート造の礼拝堂を中心に構成されている。 茨城県南地域で最初の鉄筋コンクリート建築とされ、2025年には国の登録有形文化財に答申された。
三角形トラス構造で屋根を支え、外壁はグレー色、内壁はクリーム色となっている。 JR土浦駅から徒歩約15分、バス利用の場合は「土浦一中前」または「裁判所前」バス停から徒歩3~4分。
聖公会
イングランド国教会を起源とするキリスト教の教派で、
カトリックとプロテスタントの中間に位置づけられる「中道(Via Media)」の教会。
世界165か国以上に広がるアングリカン・コミュニオンを構成し、自治性を持つ。
日本聖公会は1859年に宣教開始、1887年に組織化され、全国11教区・約300教会を展開。
立教大学や聖路加国際病院など教育・福祉分野にも貢献している。