| 竣工年 | 1986年 |
| 階数/高さ | 地上11階・地下2階 |
| 延べ床面積 | 46,328㎡ |
| 建築主 | 徳島県 |
| 設計管理 | 日本設計事務所、徳島県総務部県庁舎建設事務所局 |
| 施工 | 大成建設、大林組、鹿島建設、清水建設、西松建設 |
新町川に沿って立つ行政拠点。 人口約70万人の県政を担う中核として機能する。JR阿波富田町から徒歩5分の立地。 建築としての評価も高く、建築業協会賞(BCS賞)1988、公共建築賞(優秀賞)1992、照明普及賞1987を受賞している。
先代の県庁は1930年竣工、佐野利器の設計で、新町川に正面を向けていた。 解体に際して主要部材を保存し、文化の森の徳島県立文書館として移築活用している。
徳島県
人口約70万人。吉野川や鳴門の渦潮、祖谷のかずら橋、阿波おどりで知られる。特産はすだち。
古代は阿波国として記録が残る。戦国期は三好氏の勢力が広がり、江戸期は蜂須賀氏の徳島藩が藍商を育てて地域経済を支えた。
明治以降は製糸・製紙を経て化学・電子産業へ軸足を移している。



