新潟日報社の本社機能を核とする地上20階建の複合施設で、2013年に竣工。 設計コンセプトは「現代の北前船」で、帆に風を受けて進む船体を象徴する流線型の外観が印象的。 2013年グッドデザイン賞、SDA賞優秀賞、照明デザインアワードなどを受賞している。
低層階には商業・文化・交流機能が入り、中層部がオフィス、高層階には展望フロア「そらの広場」を設ける構成。 制震構造に加え、ガラスダブルスキンや自然通風といった環境配慮型の設計が採用されている。 展望フロアからは信濃川や日本海、晴天時には佐渡島までを望むことができ、新潟市のランドマークとして市民や観光客に親しまれている。
新潟日報社
1942年設立の地方新聞社で、前身は1877年創刊の新潟日日新聞など3紙の統合による「新潟日報」。
日刊紙の発行に加え、電子版やカルチャースクール、イベント事業も展開。県内最大の報道機関。