松山市の中心街に立つ百貨店。 三越の戦後初の支店として1946年、三越松山支店として開業。当初は木造平屋からのスタートだった。
幾度かの増築を経て1971年、地上8階地下2階建ての新館が完成したことで、四国最大の百貨店に上り詰めた。 さらに1991年に全面増改築し、現在の規模となっている。
最盛期の1991年度には年間売上高約280億円を記録したが、その後は地方都市百貨店の例にもれず縮小傾向にある。 2023年度時点の売上高は約72億円で、四国地方の百貨店では高知大丸(約112億円)に次いで第2位に位置する。
2021年に大規模改装を実施。地下に「THE CENTRAL MARKET」、 1階に「坊っちゃんフードホール」を新設。 7・8階部分にはライフスタイルホテルであるHOTEL LEPO CHAHAL(全11室)がオープンした。
HOTEL LEPO CHAHAL
道後温泉「茶玻瑠」グループによる運営で、全室にフィンランド式サウナを備えた上質な空間を提供し、松山中心街の高価格帯ホテルとして差別化を図っている。