日本建築学会賞を受賞した複合公共建築。正式名称は長岡市シティホールプラザアオーレ長岡。 JR長岡駅から大手通り沿いに伸びる駅前商店街に立地する。1906年の市制施行時から数えて5代目の市庁舎となる。
著名建築家の隈研吾氏による設計。 屋根付き広場「ナカドマ」を中心に東棟(長岡市役所本庁舎)、西棟(市議会・市民交流ホール)、多目的アリーナの3棟を配置。 内装には長岡産の越後杉パネルを多用して視覚的に強い印象を与えている。 名称のアオーレは「会いましょう」を意味する長岡の方言。
前代の市庁舎は郊外にあったが市中心部の活性化を図るために現在地(長岡市厚生年金会館跡地)に移転した。 また、商店街に連続した賑わいをもたせるため、市役所機能は意図的に分散させている。 アオーレ長岡では全職員約2500名のうち、約600名が勤務。市民の年間利用者は150万人に達している。