大正13年に龍野醤油同業組合の事務所として建てられたモダン建築。 外壁には赤煉瓦タイルと人造石が貼られ、渦巻文様のレリーフなどの意匠が散りばめられている。 2016年に国登録有形文化財に指定された。
1階は事務所など。2階の集会室大広間は組合会議や全国大会、和洋音楽愛好家の音楽会などに利用された。 また、敷地に大正4年完成の旧・醸造工場も残る。
組合は龍野醤油協同組合と名前を変え、昭和48年の事務所新築に伴ってこの建築から退去。 その後は「うすくち龍野醤油資料館別館」として使われた(平成27年閉鎖) 2017年10月からは建物をリノベーションした観光交流発信拠点として地場商品の展示スペースなどとして活用される。