コスタ・ミラにしきのはま2番館
コスタ・ミラにしきのはま2番館 データと概要
| 竣工年 | 1993年 |
| 階数/高さ | 26階 |
| 建築主 | 大阪スタヂアム興業・アーバンライフ・水間鉄道・アーバネックス |
| 設計 | 中島龍彦建築事務所・長谷工コーポレーション・清水建設 |
| 施工 | 長谷工・清水・水鉄共同企業体 |
二色の浜パークタウン内にあるコスタ・ミラにしきのはまの高層棟。105戸。
第14回大阪まちなみ賞（大阪市都市景観建築賞）大阪府建築士会長賞受賞建築。
以下講評
「
1988年に催されたコンペに選ばれた案が現実のものとなり、貝塚の臨海部に新たな景観を創出した。既成の団地にみられる概念を一歩進めて、良好な建築と外部空間が総合化されていることが一見してわかる。
514世帯、6棟の住棟の配置に様々な工夫がみられ、町と自然の空間がうまく融合している。各住棟は、棟高さ、バルコニー、デッキなどで変化をもち、彩色されてそれぞれに個性を与えている。ペーヴメントは巧みにデザインされ、広場には貝塚のだんじり蔵や石舞台や環濠を設け郷土性をとりこんでいる。植物や屋外の点景物にも四季を通じて目を楽しませる工夫があり、コミュニティの魅力を高めるヒューマンな演出がなされている。
」
2.
3.
4.- 写真2見ているだけで楽しくなってくるデザイン
- 写真32番館だけでなく他の住棟も個性的
- 写真4幸運にもだんじりの練習風景に出くわした。太鼓の音が団地に反響してかなりの爆音になってましたが、あれが許容されるのが泉州の地域性であり、そして良好なコミュニティが 形成されている表れかもしれません
5.- 写真5高層の部屋からは関西国際空港はもちろん、天気の良い日には淡路島も見えるという。大阪湾岸の工業地帯の夜景も綺麗そうだ。 最上階の4LDK（専有面積128.58m2）の部屋は三千万円台前半で売り出されていた(2010)