ヨンデンビル本館に隣接し、四国電力の本店機能の一部を担う。 市道拡幅によって撤去された別館にかわる施設として、2004年に完成。 2階に500名収容のコンファレンスホールがある。本館、新館をつなぐエントランス棟も合わせて整備された。
環境性能に優れており、四国電力で初めて「地中蓄熱(土壌蓄熱)」、「フリークーリング」等の自然エネルギーを利用したエネルギー削減施策を採用。 香川建築士会 優良賞、照明普及賞、空気調和・衛生工学会賞技術賞など、多数の賞を受賞している。
ヨンデンビル新館の環境システム
項目 | 方式・仕組み | 主な効果 |
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水蓄熱 | 夜間に冷温水を蓄熱し、日中に放熱・供給 | 電力ピーク平準化、空調負荷の低減 |
土壌蓄熱 | 冬期に熱交換した冷熱を地中に蓄熱。夏に補助熱源として利用 | 外気処理エネルギーの削減、年間エネルギー低減 |
躯体蓄熱 | 床スラブ内配管により夜間に蓄冷・蓄熱 | 室温の安定化、空調立ち上がり負荷の抑制 |