鹿児島銀行の前身である第百四十七銀行の本店として1918年(大正7年)に竣工。 鹿児島興業銀行本店を経て、1959年に「別館」(別館ホール)となった。 国の登録有形文化財にもなっていたが、鹿児島銀行の新本店ビル整備の一環で、取り壊された。
ルネッサンス様式を基調とした意匠が採用され、中央部にはイオニア式円柱を配した重厚な構成。 外装に北木石を用いる。 営業室は2層吹き抜けで、2階には当時の趣を残す頭取室が残されていた。
別館となった後、電算機センターとして運用された時期もある(収容能力不足が露呈)