 
| 竣工年 | 2004年 | 
| 階数/高さ | 地上4階・地下1階/23m | 
| 延べ床面積 | 18,193.31㎡ | 
| 建築主 | 岡山県 | 
| 設計 | 安井・山陽設計共同体 | 
| 施工 | 大林組・大本組・中国建設工業 | 
岡山県庁の正面に立つ県の中核的な図書館で、2004年に開館。 蔵書収蔵能力は約230万冊となっており、多目的ホールやデジタル情報シアター、サークル活動室、メディア工房を併設する。 歴史的景観に呼応し、岡山城の外下馬門櫓跡や内堀石垣遺溝を保存・復元し、内堀をイメージした水盤を前庭に設ける。
建物は免震構造を採用。太陽光発電や雨水利用、自然通風など環境配慮の仕組みを組み合わせている。 閲覧室は柱を抑えた明快なワンボックス構成とし、誘導サインや対面朗読室、多目的トイレなどユニバーサルデザインを徹底している。
受賞歴は、空気調和・衛生工学会振興賞(技術振興賞)、岡山市まちづくり賞(建築物部門)、照明普及賞など。 最寄りは岡電東山線「県庁通り」駅で徒歩約5分、岡山城や県庁、県立美術館へも徒歩圏の立地となっている。








