写真1 設計は司法省の山下啓次郎。ジャズピアニストとして知られる山下洋輔氏の祖父にあたる。2017年には刑務所敷地内で山下洋輔氏のミニコンサートが開かれた
| 竣工年 | 1908年~ |
| 階数/高さ | |
| 延べ床面積 | |
| 建築主 | |
| 設計 | 山下啓次郎 |
| 施工 | |
| 所在地 | 奈良県奈良市般若寺町18 周辺建物リスト |
明治の五大監獄のひとつに数えられる旧・奈良監獄(1908年完成)。 中央看守所・事務所を中心として5つの舎房が放射状に伸びる姿はほぼ当時の形を留めており、2017年に国の重要文化財の指定を受けた。
同年3月に少年刑務所としての役割を終え、再生プロジェクトに着手。 2026年4月、監獄の歴史などを伝える奈良監獄ミュージアムが先行開業。6月に星野リゾートの最高級ブランドを冠したホテル「星のや奈良監獄」がオープンした
建物は赤レンガを積んだロマネスク様式。 同時期に竣工したほかの4監獄(千葉、金沢、長崎、鹿児島)が時代とともに役割を終え、解体もしくは一部保存となるなか、 奈良監獄は奈良刑務所に改称後、奈良少年刑務所への用途変更を経て2008年に100周年を迎えた。
老朽化を理由に解体の予定だったが、市民などの働きかけによっての保存活用が決定。 当初はソラーレホテルズアンドリゾーツなどがホテルへの改修運営を手がける予定だったが、星野リゾートにプロジェクトが引き継がれた。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 明治初年 | 奈良奉行所所属の牢舎を現在の奈良市笹鉾町(元郡山藩用地)へ移転し、奈良県の徒刑場と定められる |
| 1887年(明治20年)12月 | 奈良県監獄署に改称 |
| 1901年(明治34年)4月 | 施設の狭あい化に伴い、奈良市般若寺町18番地で新営工事に着工 |
| 1903年(明治36年)4月 | 司法省の所管となり、奈良監獄に改称 |
| 1908年(明治41年)7月 | 奈良監獄が竣工 |
| 1922年(大正11年)10月 | 奈良刑務所に改称 |
| 1946年(昭和21年)8月 | 奈良少年刑務所に改称 |