| 竣工年 | 1918年 |
| 階数/高さ | 地上2階 |
| 延べ床面積 | |
| 建築主 | |
| 設計 | 武田五一、橋本建築造園設計(移築再生) |
| 施工 | 清水組、武村工務店(移築再生) |
京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパスに立つ和洋折衷の2階建て洋館。 もとは南禅寺界隈にあった旧稲畑勝太郎の別荘「和楽庵」の一部で、武田五一の設計によって1918年に竣工した。 のちに宝酒造会長の大宮庫吉が譲り受け、「何有荘」と呼ばれていた時期もある。
2021年、武田五一にゆかりがある京都工芸繊維大学へ移され、改修の後、式典や交流の場として活用が進んでいる。 内部の見どころは三十六詩仙の額を掲げた居間やステンドグラス、武田五一デザインの照明など。 移築再生ではデジタルツールによるナグリ板の復元手法が評価され、ウッドデザイン賞2021を受賞した。








