| 竣工年 | 1909年 |
| 階数/高さ | 地上2階 |
| 延べ床面積 | |
| 建築主 | 土居銀行 |
| 設計 | 江川三郎八 |
| 施工 |
出雲街道に面した城西の商家町に立つ近代洋風建築。 ルネサンス調を基調に、木造で石造風の外観をつくる擬洋館で、ユニークな作風で知られる江川三郎八が設計した。
1909年に土居銀行津山支店(実質上は本店)として建てられ、1920年の本店格上げに伴って現在の外装に整えられた。 県北エリアの6行合併による作備銀行の本店となり、さらに山陽銀行西支店、中国銀行津山西支店として継承された。 銀行の手を離れた後は、日本塩回送、吉井川漁業組合の事務所に用いられていた。
1992年に市が取得し改修、1993年から作州民芸館として公開している。 2020年に選定された城西重伝建の中核として、建物鑑賞と展示拠点の両輪で活用が続いている。








