| 竣工年 | 1926年 |
| 階数/高さ | 地上3階/20m |
| 延べ床面積 | |
| 建築主 | |
| 設計 | 桜庭駒五郎 |
| 施工 | 桜庭駒五郎 |
1926年に日本でも稀な基督教公共図書館として開館した近代洋風建築。 津山城南側の角地に立っており、津山郷土博物館(旧津山市庁舎)に近接している。
創設者はキリスト教徒の森本慶三で、建物の設計施工は「クリスチャン棟梁」とも呼ばれた教会建築家・桜庭駒五郎が手がけた。 イオニア式の壁付柱と山形破風が正面を飾っており、東面には高さ20mの時計付き塔屋がついている。
図書館期には約8万冊を収蔵し、戦後は夜間高校を併設するなど地域の教育文化を支えた歴史を持つ。 1998年に国の登録有形文化財となり、現在は森本慶三記念館として歴史民俗の展示を行う。
森本慶三
1875年津山生まれ。内村鑑三に学んだキリスト者。
家業を畳み私財で1926年「津山基督教図書館」を創設。夜間高校と「つやま自然のふしぎ館」も興し、地域の学びを支えた。1964年没。








