福山市農協会館（JA福山市本所）

福山市農協会館（JA福山市本所）データと概要

花園町の公園帯に面して立つJA福山市の本所ビルで、福山・備後エリアの事業を統括する拠点。福山市農協が全国有数の巨大農協だった頃の1974年に竣工した。

JAバンクの本店窓口、不動産プラザや葬祭部門などの窓口も集約され、農業者だけでなく地域住民の暮らし全般を支えるサービスが一か所で完結する構えになっている。福山駅からは徒歩20分前後の距離で、駅前と結ぶ路線バスやコミュニティバスの停留所も近く、広い駐車場も備えている。

前面に広がる花園公園は、ばら公園と緑町公園をつなぐ位置に整備された都市公園で、ばらの季節には周辺一帯が「ばらのまち福山」を象徴する景観となる。

福山市農業協同組合（JA福山市）
1964年設立の農協で、福山市・府中市・神石高原町を事業区域とする。本所と32支店など計70超の拠点を持ち、貯金8,000億円超・貸出約1,900億円規模の信用・共済・営農指導事業を展開する。

福山市の主な特産農産物

名産品	概要
くわい（青くわい）	生産量日本一を誇る福山市の代表的特産。おせち料理に欠かせない縁起物で、藍色の外観から「田んぼのサファイア」とも呼ばれる。
ぶどう	蔵王地区や沼隈地区などで多く栽培される。ふくやまブランド農産物にも認定され、夏から秋にかけて多様な品種が出荷される。
柿（富有柿）	松永地域を中心に栽培される富有柿が有名。県内有数の産地で、直売も盛んに行われる秋冬の名産。
グリーンアスパラガス	新市町・神辺町などで栽培される春夏の特産。早い時期から出荷が始まり、柔らかく甘みのある食味が評価されている。