| 竣工年 | 2016年(全面改修) |
| 階数/高さ | 地上14階・地下2階/51.5m |
| 延べ床面積 | 11,590.63㎡ |
| 建築主 | 広島マツダ |
| 設計 | 三分一博志建築設計事務所・フジタ広島支店 |
| 施工 | フジタ・増岡組建設工事共同企業体 |
世界遺産・原爆ドームの見下ろす位置に立つ複合ビル。 1978年竣工の旧・広島東京海上ビルを広島マツダが取得し、高さ制限の厳しい地区条件のもとで建て替えではなく全面改修を選択。 既存の躯体を残したまま東西に増築し、2016年にオフィス、貸会議室、物産館、展望施設が一体となった「おりづるタワー」としてオープンさせた。
改修設計は三分一博志建築設計事務所で、屋上の「ひろしまの丘」や東側のスパイラルスロープなど、風と木を感じる半屋外空間が特徴になっている。 ビル北面には高さ約50mの「おりづるの壁」が設けられ、12階「おりづる広場」から折り鶴を投函して平和への思いを重ねていく仕組みになっている。
屋上テラスの木質デッキ空間は木材利用優良施設コンクール国土交通大臣賞などを受賞した。








