| 竣工年 | 1975年 |
| 階数/高さ | 地上3階・塔屋1階 |
| 延べ床面積 | 3,128.05㎡ |
| 建築主 | 和木町 |
| 設計 | 黒川紀章建築都市設計事務所(黒川紀章) |
| 施工 | 鹿島建設 |
1975年に黒川紀章によって設計された和木町行政の中枢拠点。 大きな樹木を囲む中庭を中心に、赤いレンガタイルの執務棟、議会棟が向かい合っており、両棟はカーブする最上階渡り廊下で連結。 上から見ると二つの建物が手を取り合っている形になっており「町民の手の輪の中に行政があること」を象徴するデザインとなっている。
建設から半世紀近くを経た建物として老朽化や防災拠点機能の強化が課題に挙げられており、改修を重ねながら利用を続けていく方針となっている。
和木町
山口県東端に位置する面積約10.6k㎡・人口約5,500人の町で、岩国市や広島県大竹市と境を接し、小瀬川河口の平地と瀬戸内海に面した工業地帯をあわせ持つ。石油化学コンビナートと蜂ヶ峯総合公園などの自然が共存する「緑の風薫る文化のまち」。








