| 竣工年 | 1965年(納骨堂)・1978年(本堂) |
| 階数/高さ | |
| 延べ床面積 | |
| 建築主 | |
| 設計 | 菊竹清訓建築設計事務所 |
| 施工 |
久留米城下の東側を守る寺町のいちばん奥まった場所に立つ臨済宗妙心寺派の寺院。 本堂と納骨堂はいずれも久留米出身の建築家・菊竹清訓による設計で、納骨堂は特に建築的評価が高い。
納骨堂は水盤の上に細長いコンクリートのボリュームが浮かぶように置かれ、中央の梁から屋根と外壁を吊る構造が特徴。 本堂は白い大屋根がゆるやかな曲線を描き、伝統を重んじつつ現代建築の要素を取り入れた建物となっている。
本尊は釈迦如来で、久留米藩初代藩主の有馬豊氏が創建したと伝わる。 江戸時代の農民一揆で住職が新税反対を訴えた記録や、久留米絣の創始者とされる井上伝の墓がある。








