京都東寺洛南会館

東寺の境内、東門の近くにある観光客向け施設。 1969年、修学旅行生らが利用する400人収容の食堂、結婚式場、大ホール、宿泊施設などを備えた「観光旅行センター」として、旧洗心寮跡地に竣工した。

客室は和室を中心に29室。 部屋から五重塔を望めることでも知られ、長年にわたって広く活用されたが、老朽化などを理由に2022年12月20日に閉館した。

2025年、NOT A HOTELが、洛南会館を「HERITAGE」ブランド第1弾（KYOTO-TOJI-）としてリノベーションし、ホテルとして再生する方針を公表。 「地・水・火・風・空（密教の五大）」をテーマにした空間づくりや、日本庭園の設置などが示されている。

NOT A HOTEL
2020年設立。全国の拠点を相互利用できる別荘のシェア購入を、年間10泊分から所有権で販売し、企画・販売・運営まで手がける。 主な拠点は青島、北軽井沢、那須、福岡、瀬戸内、三浦、留寿都、石垣島、東京（広尾など）。