写真1
| 竣工年 | 1985年 |
| 階数/高さ | 地上4階 |
| 延べ床面積 | 9,462.48㎡ |
| 建築主 | 熊本県 |
| 設計 | 安井建築設計事務所 |
| 施工 | 清水建設・戸田建設・建吉組・勝本工務店 |
| 所在地 | 熊本県熊本市中央区出水2丁目5−1 周辺建物リスト |
水前寺江津湖公園に近い出水地区に立つ県立図書館。 併設するくまもと文学・歴史館とあわせて「温知館」の愛称を持つ。 2024年には南側に安藤忠雄が設計・建築して熊本県へ寄贈した「こども本の森 熊本」が開館した。
2階に第1閲覧室、3階に第2閲覧室などを配置。 2024年度末の図書・雑誌は計約115万点にのぼり、県内図書館を支援する県域の中核館として機能する。
敷地は細川家の砂取邸に由来する旧庭園の一角。 料亭「江津花壇」、三菱・井関農機の「江津荘」、ボウリング場「江津ガーデンボール」を経て県有地となり、庭園の景観を残す形で図書館が整備された。
設計は安井建築設計事務所。 庭園とのつながりを意識した計画や見通しのよい内部空間、細部まで作り込まれた家具などが評価され、1987年に第28回BCS賞、2013年度に第13回日本建築家協会25年賞を受賞している。
| 時期 | 施設・土地利用 | 概要 |
|---|---|---|
| 江戸時代 | 細川家の砂取邸 | 熊本藩主細川家の別邸。庭園が整えられ、現在にもその景観が残る。 |
| 明治~大正期 | 細川家邸宅・江津花壇 | 細川家の邸宅として使われた後、料亭「江津花壇」となり、文人らにも親しまれた。 |
| 戦前~戦後 | 三菱江津荘・新茶屋 | 三菱重工業の保養施設「三菱江津荘」となり、戦後には料亭「新茶屋」などとして利用された。 |
| 戦後 | 井関農機江津荘 | 井関農機の保養施設として利用された。 |
| 1970年代 | 江津ガーデンボール | 旧料亭建物が1972年に解体された後、ボウリング場が開業。1980年に閉業した。 |
| 1980年代 | 熊本県立図書館 | 県有地となった後、庭園の景観を生かして現在の県立図書館を建設。1985年に開館した。 |