竣工年 | 1902年 |
階数/高さ | 地上3階・地下2階 |
延べ床面積 | 9,498.7㎡ |
建築主 | 兵庫県 |
設計 | 山口半六 |
施工 | 同和組(明治期)・竹中工務店・熊田工務店(1983?1985改修) |
下山手通の県庁エリアに立つ迎賓施設。 1902年に兵庫県の4代目県本庁舎として完成し、1983年まで使用。 1985年に公館として再生している。
設計は山口半六で、フランス・ルネサンス様式の外観が特色。 2003年に登録有形文化財、1988年に公共建築賞を受けており、県の式典や会議の舞台となっている。
兵庫県の歴代県庁舎
期・名称 | 所在地 | 期間・要点 |
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1代目県庁舎 | 兵庫区中之島2-2-1(兵庫津) | 1868年5~9月/旧大坂町奉行所・兵庫勤番所を仮庁舎として使用。現・県立兵庫津ミュージアム「初代県庁館」で復元展示。 |
2代目県庁舎 | 中央区橘通2-2-1(現・神戸地方裁判所) | 1868年9月~1876年/新築移転。神戸駅北の官庁街の核に。 |
3代目県庁舎 | 中央区下山手通(旧オランダ領事コルトハウス邸) | 1876~1902年/邸宅を購入・転用し事務拡大に対応。 |
4代目県庁舎(現・兵庫県公館) | 中央区下山手通4-4-1 | 1902~1964年(本庁)/山口半六設計。1945年戦災で内部焼失→戦後修復。1985年から迎賓館「兵庫県公館」として活用。 |
5代目県庁舎(現・本庁舎1~3号館) | 中央区下山手通5-10-1 | 1966年(1号館)・1970年(2号館)・1990年(3号館)~現在/県政・議会の中枢。 |
(参考)県庁舎等再整備 | 同周辺(元町エリア) | 2019年度以降、基本構想策定。老朽・耐震課題への対応として新庁舎群の再編を検討中。 |