大正15年に建設された京都中央電話局を「伝統」と「革新」をテーマにリニューアル。 BEAMSやDIESELなど30のテナントが入る複合商業施設として生まれ変わった。
烏丸通沿いの西面と北面の2面を外観保存し、屋外イベントスペース「Re-cueホール」のある中庭を整備。残り2面には新館を増築した。 グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門、第12回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞している。
ホテル・商業施設への建て替えのため2016年3月末に閉館。新たな建物は地上7階、地下2階建てで延べ床面積約3万m2の見込みでホテルは190室を予定している。 京都中央電話局部分は保存される。施設所有者はNTT都市開発。
京都中央電話局
赤茶色のレンガ外装とアーチ窓が特徴的。
電話交換オペレーションセンターとして完成し電電公社、NTT、NTT西日本のビルへと変遷をたどった。
京都市登録有形文化財の第1号。