烏丸御池交差点そばに完成したNHKの新たな放送拠点。老朽化した現会館に替わる施設として2015年2月21日に稼働を開始した。
建物は免震構造を採用。土壁と格子風の外装を用いたダブルスキン構造など随所に京都らしい町家の風情を演出している。 3階に大規模スタジオを設置して、放送センタ-機能をワンフロア化。 公開番組を実施するなど視聴者サ-ビスの拡充する。
1階公開スペースにはスーパーハイビジョン(8K)映像を流す大型スクリーンや身長3.9mの世界一大きい「どーもくん」が備えつけられた。
また、番組公開ライブラリーもある。
建物の高さは鉄塔を含めて55.4m。大正14年の大阪放送局京都出張所の時代から数えると現在の放送会館は3代目となる。 なお、初代は四条河原町、テレビ放送に対応した2代目は二条城北側の上京区主税町に立地していた。