サントリーホールディングスが、けいはんな学研都市(関西文化学術学研都市)に建設した新たな研究開発拠点。 2015年5月に完成した。プレキャストコンクリートの積層による水平を強調した外観が目をひく。
大阪府島本町など3カ所に分散するR&D機能を集約。 サントリーウエルネス健康科学センター、サントリーグローバルイノベーションセンター、サントリービジネスエキスパートなどが入居する。
サントリーは近年、アメリカのビーム社を1兆6500億円、フランスのオランジーナ・シュウェップスを3000億円で買収するなど海外への積極投資を続けている。 施設は国内外の研究開発活動を牽引するグローバル拠点になることから「ワールド リサーチセンター」と命名された。
所在地は学研都市の中心エリアである精華・西木津地区の約49,000m2で、国立国会図書館関西館の東隣に位置する。