世界各国のリゾート地などにホテル展開をしているアマンリゾーツ。 自然との調和、地域性を重んじたホテル群は"究極の隠れ家"とも称され、スモールラグジュアリーホテルの代表格として語られる。
アマン京都の開業日は2019年11月1日。アマン東京、伊勢志摩のアマネムに続く国内3番目のアマンホテルとなる。 日本旅館風の複数の建物で構成され、客室数は26。うち2つはヴィラ形式となる。 宿泊料金は明らかになっていないが、世界20地域以上に点在する他のアマンホテルと同じく1泊10万円以上になるとみられる。
敷地の様子。周辺は紅葉の名所として知られる
アマンリゾーツが京都の進出先として選んだのは京都盆地の北西の端、金閣寺の北側に広がる鷹峯だ。 森に囲まれた2万m2を超える広大な敷地で、近隣には光悦寺、源光庵などが立地する。 かつて「アマンニワ」としての進出を断念した地(現・東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA)の真向かいにあたる。 五山の送り火で有名な左大文字山も近い。
京都市内ではこの他にもザ・リッツ・カールトン京都(2014年開業)、フォーシーズンズホテル京都(2016年開業)と外資系高級ホテルの進出が相次いでいる。