奈良県天理市の丘陵地帯にあるシャープの中核拠点。 21万2000m2の広大な敷地に研究開発施設、研修所(人材開発センター)、半導体工場などが立っている。約1400名が勤務する。
早川電機工業からシャープに改称した1970年に稼働を開始した。 事業費は75億円。大阪千里丘陵で開催された日本万国博覧会への出展取り止めなどによって費用を捻出したことから 「千里より天理」がキャッチフレーズになった。
施設内に設けられた見学無料の展示施設「シャープミュージアム(天理)」 では同社の歴史や液晶、太陽光発電などの技術を学ぶことができる。国産第一号のラジオ、テレビも展示する。
拠点を置く主な組織
■研究開発本部 ■生産技術開発本部 ■新規事業推進本部 ■ディスプレイデバイス開発本部 ■ディスプレイデバイス生産本部
2015年12月の一部報道では本社ビル(大阪市阿倍野区)売却に伴う移転先にシャープ総合開発センターの名が挙がった(シャープは否定)