大阪心斎橋にある百貨店。東側を心斎橋筋商店街、西側を御堂筋に接している。 著名建築家ヴォーリズが設計した本館は近代を代表するアールデコ建築として名高い。 本館を建て替えて高層化する計画がある。
100年以上の長きにわたり競合してきた北隣のそごう心斎橋本店が業績不振により2000年に一時撤退。 2005年に再オープンにしたがわずか数年で閉店した。建物はライバルだった大丸が買い取り、2009年、大丸心斎橋店北館としてリニューアル。本館・南館と合わせた売り場面積は7万7000㎡となる。
大丸のシンボルである孔雀像。テラコッタ(陶製)で、
心斎橋筋側中央玄関上部に掲げられている
建て替え計画は2014年、大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJフロントリテイリングが中期経営計画の中で言及した。 内容は以下のとおり
『<心斎橋地区再開発>
大型商業施設のオーバーストア化で競合が激化する大阪地区での競争力を抜本的
に強化するため、大丸心斎橋店(本館、北館、南館)を中心に周辺の不動産・商
業施設活用を含めた心斎橋地区再開発計画の具体化を進めます。』