難波エリアの南端部に位置するオフィスビルで主に南海電鉄の本社として機能する。 2~3階には大阪府立大学が入居し観光・文化・地域プロデュースの発信拠点「21世紀科学研究機構(観光産業戦略研究所)」を設置した。
街区西側にはZepp Namba (OSAKA)が2012年春にオープン。 緑地帯「グリーンベルト」も整備された。
南海電鉄のオフィスは4階~11階。 旧本社である南海会館ビルは超高層複合ビルへと再開発される。
南海電気鉄道は明治17年に大阪堺間鉄道として創業。同年11月に阪堺鉄道と改称し、明治18年難波~大和川間において運輸営業を開始した。 その後、明治36年に難波~和歌山市間、大正14年に汐見橋~高野下間、昭和5年に高野下~高野山間が開通して現在の幹線が完成した。 戦時中の関西急行鉄道と合併して近畿日本鉄道となっていた時期もある。昭和22年に社名を高野山電気鉄道から南海電気鉄道に改めた