近畿日本鉄道 本社ビル

私鉄で日本一の営業キロ数を有する近畿日本鉄道の本社ビル。 近鉄のターミナル駅の一つである大阪上本町駅の南口に位置している。大阪万博の前年に完成した。

大正3年、大阪電気軌道（近鉄の前身）の初営業路線である大阪～奈良間が開通した際の始発駅が大阪上本町駅（当時は上本町駅）だった。 現在もターミナル駅の一つとして機能しており、周辺には本社ビルのほか近鉄百貨店や系列のホテル、劇場などが立っている。

近畿日本鉄道
大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県に営業路線網をもつ関西大手私鉄。 鉄道事業のほか、グループで流通事業、不動産事業、ホテル・レジャー事業などを手がける。 営業キロ数は508.1kmと私鉄では最長。保有車両数は1940両で1日に約155万人を輸送する。 2014年には阿倍野駅上に高さ日本一の超高層ビル、あべのハルカスを開発した。