アイリスオーヤマの大阪拠点で、家電部門の研究開発拠点「大阪R&Dセンター」などが置かれる。 大阪メトロ心斎橋駅から徒歩3分、長堀通沿いに立地しており、心斎橋筋商店街からも近い。 1階は公式通販サイト「アイリスプラザ」のアンテナショップとなっている。
アイリスプラザのアンテナショップ
アイリスオーヤマは2009年に家電事業をスタートさせ、2012年には白物家電へと本格参入。 数々のヒット商品を送り出し、2013年には早くも部門売上高約300億円を達成した。その急成長の原動力として、大阪R&Dセンターが機能している。
R&Dセンターを大阪に設置した理由について同社は、パナソニックやシャープなど関西大手電機メーカーを早期退職した技術者をターゲットにしたことを挙げている。
開発機能のほか、グループ各社の関西拠点が置かれ、予約制ショールームも備える。 ビル取得当初はおよそ半分がテナントフロアだったが、段階的にアイリスオーヤマグループの使用割合を増やしている。
アイリスオーヤマ
1958年創業の大手生活用品メーカー。大山ブロー工業所を前身とし、当初は大阪府東大阪市に本社を構えていた。
1991年に現社名へ改称。現本社は宮城県仙台市に置く。グループ売上高約8100億円、グループ90社以上を擁し、国内外で事業を展開する。