大阪一の花街として隆盛を誇った新町1丁目にたつ。芸妓さんたちが舞を披露する「新町演舞場」として大正11年に完成。 戦争によって大きく損傷したが、戦後、日本出版配給株式会社から派生した大阪屋が社屋として取得。長らく本社として使われた。
建物南東隅に当時の玄関を保存。北側も意匠が残っているが、その他は増改築がすすんでおり大正期の面影は殆ど残っていない
2014年5月、大阪屋は東大阪市に保有する関西ブックシティに本社を移転。建物は解体された。跡地計画は不明だがタワーマンションの可能性が高い
大阪屋西日本を主な商圏とする出版流通業社。「OPAS」の運用元。 業界3位だが上位2社(トーハン、日販)には大きく水をあけられている。 「関西から全国へ」という営業姿勢を貫くために大阪を拠点とする出版流通システムの構築を進めている。売上高1280億円(2008)