タイヤ国内シェア第4位の東洋ゴム工業(現・TOYO TIRE)の本社ビル。大阪市西区の土佐堀通沿いに立っていた。 創立30周年となる1975年、旧本社屋を建て替えて誕生している。
同年、大阪に加えて東京本社を設置。以降は2本社制を採用していたが2012年4月に大阪本社に直需営業本部、海外営業本部、SCM統括部を移管して、本社機能を一本化。 東京本社を支社に格下げした。
兵庫県伊丹市のタイヤ技術センター隣に新本社ビルを建設し、2017年5月に移転(データ偽装問題で当初予定より遅れた)。 その後、このビルは解体され、ホテル「Welina Hotel Premier 中之島WEST」が新たに建設された。
東洋ゴム工業(現・TOYO TIRE)
1945年に設立されたゴム製品メーカーで、乗用車・トラック・バス用タイヤを主力とする。
2019年に社名を「TOYO TIRE株式会社」に変更し、北米・欧州・アジア市場へ展開。ブランドは「TOYO TIRES」「NITTO」を展開し、高性能タイヤの開発に注力。
三菱商事グループに属する。東洋紡績のゴム事業を手がけていた東洋ゴム化工などを源流とする。