中央区今橋にある高層オフィスビルで、高さは80.9m。日商岩井大阪本社ビルとして1975年に完成した。 大阪市総合設計制度の第1号となっている。
国内最大級(当時)のアルミ・ジャンボ押出型材が全外装に用いられており、第9回軽金属協会建築賞の開発賞を受賞。ほかにBCS賞も受賞している。 主なテナントはNTTフィールドテクノ、トラストコスモス、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン、アーク不動産など。
1999年に日商岩井がビルを売却して以降、ビル所有者は複数回変わっており、2022年からは清水建設がビルオーナーとなっている。 日商岩井の系譜である双日グループも多く入居していたが、2010年、FORECAST堺筋本町に集約移転した。
日商岩井
1968年、金属商社の日商と岩井産業が合併して誕生した総合商社。
鉄鋼・非鉄資源、エネルギー、船舶・航空機、鉄道車両、自動車、化学品、食料など幅広い分野で国内外に事業を展開し、LNG導入やナイキ・ジャパン設立など多彩な実績を残した。
2004年にニチメンと合併し双日となった。