六本木1丁目の高台にある高層オフィスビル。旧林野庁宿舎跡地の再開発事業として、オフィス棟の六本木ファーストビル、住宅棟の六本木ファーストプラザ・ビュータワーが一体的に整備された。
オフィスフロアには竣工以来、外資系企業が多く入居し、メルセデス・ベンツ日本の長らくの拠点だった。 2025年時点で原子力規制委員会が最大テナント。2020年度に退去予定だったが、移転先の日本郵政本社ビルの耐震性不足が判明したため延期となっている。
地階の多目席ホール「ラフォーレミュージアム六本木」は2016年に閉鎖された。
原子力規制委員会
2012年9月に設置された環境省の外局で、原子力利用に関する安全確保を担う独立性の高い行政委員会。
福島第一原発事故の反省を踏まえ、旧原子力安全・保安院などを統合して発足。
委員会は委員長と4人の委員で構成され、事務局として原子力規制庁を設置。
原子炉施設の審査・監視、放射線防護、原子力災害対策などを所掌し、国民の安全と環境保護を目的とする。