紀尾井町にあった名門ホテル「赤坂プリンスホテル」の高層棟。
"赤プリ"と呼ばれ親しまれていた。
赤坂プリンスホテルは1955年に開業。1960年に別館。1982年にこの新館が建設された。客室数は761室。 ホテルは2007年にグランドプリンスホテル赤坂に改称。老朽化などを理由に2011年に閉館した。 跡地には高さ180mのオフィス・ホテルの複合ビルと、高さ100mのタワーマンションが建設される
新館の解体工事は大成建設の新工法「テコレップシステム」で行われる。 これは上層階を覆うように箱型の閉鎖空間をつくり、その中で解体作業を行うもので、粉塵や騒音を抑えることが出来る。 建物の屋根を最後まで壊さず、上部から順に低くなっていく。テコレップシステムでの解体は大手町フィナンシャルセンターに続いて国内2例目
旧館として用いられていた「旧李王邸」は残される