| 竣工年 | 1966年 |
| 階数/高さ | 地上9階・地下4階 |
| 延べ床面積 | 33,225㎡ |
| 建築主 | 東京都(新橋駅前市街地改造事業 施行者) |
| 設計 | 佐藤武夫設計事務所 |
| 施工 | 戸田建設 |
JR新橋駅汐留口前に1966年に完成した駅前の複合ビル。 地下から2階は商店街、3~9階はオフィスで、縦溝の入ったプロフィリットガラスが外観を特徴づけている。 エントランスには愛称“狸広”の像が置かれる。
終戦直後に形成された新橋駅前の闇市はのちに「狸小路」と呼ばれ、地下にまで路地が発達。 戦後20年近く雑然とした状態のままだったが、東京都の市街地改造で一掃。 240程度あった飲食店などのおよそ半数が、新橋駅前ビル1・2号館に集約された。 今も地下街に当時の空気が残る。
1号館の延べ床面積は約3万3千㎡。再開発に向けて動き出している。


