JR・東急二子玉川駅前の再開発事業によって誕生したオフィス・ホテル棟。 2階から27階の全オフィスフロアを楽天が賃借。2015年8月から新本社「楽天クリムゾンハウス」として機能する。勤務人数は約1万人。
オフィス内には三食無料のカフェテリアやリラクゼーションスペース、フィットネスジム&スパ、 語学学習ルームのほかグローバル対応としてイスラム教徒のための祈祷室も備える。 クリムゾンとは深紅色の意味。楽天は従業員が第二の家(ハウス)として過ごせるように環境を整備した。
楽天は港区東品川の品川シーサイドノースタワーから本社移転。それまでは六本木ヒルズ森タワーに本社があった。
楽天の本社所在地の移り変わり
1997年2月設立(当時の社名はエム・ディー・エム)
愛宕山弁護士ビル(港区愛宕1)
→1998年8月移転
祐天寺K.I.Tビル(目黒区祐天寺2)
→2000年5月移転
京急建設イマスビル(目黒区中目黒2)
→2003年10月移転
六本木ヒルズ森タワー(港区六本木6丁目)
→2008年4月移転(2006年から順次)
品川シーサイドノースタワー(品川区東品川4)
→2015年8月移転
楽天クリムゾンハウス(世田谷区玉川1丁目)
ビル名称は二子玉川ライズ・タワーオフィス。東京急行電鉄、東急不動産が主導して開発した。 28階から30階の3フロアはホテルで、低層に楽天クリムゾンハウスアネックス、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、スタジオホール、商業施設を併設する。