日本橋のたもとの細長い敷地に立つオフィスビル。全国で不動産事業などを展開する大栄不動産が本社を構えている。 同社は2014年時点でビル49棟を保有、分譲マンション65棟(7300戸以上)の販売実績がある。戸建てやパーキング事業なども展開している。
以前この場所にあったのは帝国製麻ビル。 小さな塔を戴く赤レンガ建築で大正4年、東京駅などを手がけた辰野金吾の設計によって竣工。 帝国繊維(旧・帝国製麻)が昭和31年まで本社として使っていた。 大栄不動産は昭和39年から使用して昭和の終わりに現在のビルに建て替えた。